kokkennから見た世界

腰痛克服中。高3と小6の男の子の母してます

✨予定変更!次男の才能に乾杯✨

 

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上のブログで次回は2学期末までに起こったインパクトの強いエピソードを書いていきますと言っていましたが、予定変更しまして、今週水曜日に起こった*次男の意外な才能発見の巻*をお送りしたいと思います。巻なんて今までつけた事なかったやん。

 

3学期が始まってから順調に校門で「行ってきまーす」が出来ていた次男ですが、2月に入り私が新しく仕事を始めたのが引き金になったのか、また支援教室で2時間ほど一緒に過ごす日々が始まりました。まあ予想の範囲内の出来事だったので私もなるべく楽しんで学校生活を過ごそうと一緒にオセロをしたりタブレットで興味のあることを調べたり、次男が授業を受けている間は携帯で好きな音楽を聴いたり(もちろんイヤフォン使用で教室の隅で仕切りあり)して過ごしてます。

 

そうそう、次男の意外な才能の話ですね。

今彼は紙飛行機にハマっていて、水曜日に自宅で作ったお気に入りの紙飛行機を学校に持っていきました。その日は週に1度の支援教室交流会で他のクラスの子たちも集まって一緒に活動する日でした。団体行動が苦手な次男は交流会の内容によって参加を強く拒むのですが、この日はなんと紙飛行機を作って飛ばすとの事。次男の様子を見ていると、始めは仕切りを挟んで机に座り自分の紙飛行機で遊んでいましたが、先生が折り方を説明し始めると、仕切りの間から顔をのぞかせ興味深々。徐々に先生に近づきいて行き、いつの間にかみんなの輪の中に入って紙飛行機を折り上げていました。

そしてここからかメインイベント!!

「次男君が作ってきた紙飛行機の折り方をみんなにも教えてあげてくれへんか?」との先生からの言葉かけに「うん!!」と二つ返事で教壇へ立つやいなや「はい!では折り方の説明をしまーす。まず折り紙を半分に折ってください。はい、皆さん折れましたか?では次に折り紙を広げてこう折ります」とすらすらと説明し始めたんです。

 

私、目が点でした。

 

だって「お母ちゃんおって~。恥ずかしいから出来へん!」と訴える姿しか見てこなかった2学期とは打って変わっての姿だったので、「え?同じ子かい?本当に次男かえ?」と思うほど堂々とした紙飛行機の折り方講座でした。後で「説明している間楽しかった?」と聞くと「めっちゃ楽しかった。全然緊張しなかったよ~。」と笑顔で話す彼に惚れ直したのは言うまでもありません。自分の興味のある事には集中して取り組み、先生さながらの説明をやってのける、これは紛れもない彼の才能だ!!!と心の中で歓喜の嵐でした。

 

自閉スペクトラム症の特性を持つ人たちには一つの事により深く取り組む強い集中力があります。それが将来ものすごい発明や発見に繋がっているのも事実です。次男もまたその特性を少なからず持っています。今回は紙飛行機でしたが、その才能がいつか彼の自信となり花開く事を切に願って止みません。