*思いをただただつらつら書いています。書くことで救われている自分がいます
次男は軽い自閉症の特性を持って生まれてきました。
物心ついた頃から物や場所、時間へのこだわりが強く、人の気持ちを察して行動するのが苦手という特性を持っています。知能の遅れはなく、数字への興味も人一倍あるので学習面は問題ないようです。
学校では支援学級に通級という形でお世話になっているのですが、(基本、国語と算数は支援学級、状況に応じて心をはぐくむ授業も支援してもらっています。)コロナに伴う休校で、自宅では私以外に主人、長男、私の父母と生活しているとはいうものの、ほぼほぼ私にべったり張り付くように生活をしています。
今、世の中で起きている不安定な状態を敏感に察知してか、本当に私から離れません。
そして徐々に自閉症の特性が、コロナによる自粛生活の中で目立つようになってきました。
いくらかわいいわが子といえども、約2か月半この状態が続くと私の身も持たないというのが正直なところでした。
普段は学校専属のカウンセリングの先生が隔週で来られる為、予約を取って直接相談できるのですが、緊急事態宣言が出てからはそれが叶わない状態でした。
そこで、学校からリモートでカウンセリングを受けませんかと提案があり、「受けます!!」と二つ返事で受けることに。
本来なら自宅でカウンセリングの先生と繋がる事が理想ですが、私にべったりな彼から離れてカウンセリングを受けるのは難しいと判断したため、学校の一室をお借りしたいと願い出ると、私の急な申し出に担任の先生は快く了承し、ネット環境を整えてくださいました。
そして3か月ぶりにパソコン画面に映るカウンセリングの先生の顔を見た途端
涙腺崩壊、、、。
久しぶりに会えて(見れて?)しゃべりたいのに泣きじゃくってしゃべれない。
涙が後から後からあふれ出し、おいおいと泣いてしまいました。(こんなに泣いたのは祖母のお葬式以来かな~。いや、あの時はもっと泣いたか(;^ω^)
普段思っているつもりはなくても、いろんな事を私自身感じていたようで、少しずつ積もっていったその思いがよみがえり、涙と共に解き放たれた感覚でした。
泣いている間先生は静かに待っておられ、気持ちが落ち着き画面を見ると、(あれ?先生フリーズしてはる?)と思うほど微動だにせず待っておられました。
実際何度かフリーズしたり音声が途切れたりしましたが、別のパソコンに切り替えることでそれは解消され、リモート特有の音声の微妙なズレはさほど気になることはなかったです。
私から、普段の次男の行動や状況、困っていることを一通り説明した後、今彼の置かれている状況や気持ち、私がどうすれば心穏やかに暮らせるかのアドバイスを聞いているうちに、心の奥に凝り固まっていた重たい何かがほぐれていくのが分かりました。
誰かに話すってやっぱり大事なことですね。意外な自分が顔を出しても、それを黙って聞いてくれて受け入れてくれる。
もしもまた心が風邪を引きそうになっても処方箋を出してもらえる場所がある!と思うだけで安心して乗り切って行けそうです。
一昔前なら叶わなかった技術が今ここにある。
その技術を使ってどうか私以外にも救われている人が沢山いますように。
ってただいま夜中の1時。寝ないと!明日も次男との濃密な時間が待ってますわよー。
あっ 今日か。